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安保法反対 連帯訴え シールズ関西を招き集会 山口

 集団的自衛権の行使を可能にする安全保障関連法に反対する若者グループ「SEALDs(シールズ)KANSAI」のメンバー2人を招いた集会が29日、山口市の県維新公園野外音楽堂であった。

 戦争をさせない山口1000人委員会などの呼び掛けで約900人(主催者発表)が参加。同志社大2年の野間陸さん(20)、関西学院大2年の鈴木詩穂さん(19)が「命を一番に考えて政治をしてほしいだけ」などと活動に対する思いを披露し、連帯を呼び掛けた。

 主催者代表としてあいさつした児童文学作家の那須正幹さんは「若い人たちと一緒に今の国のやり方を変えていこう。でなければ日本はとんでもない国になる」と話し、来夏の参院選の重要性を強調した。

 参加者は集会後、会場近くをデモ行進し、9月に成立した安全保障関連法の執行反対などを訴えた。(門戸隆彦)

(2015年11月30日朝刊掲載)

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