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原発基金設立へ 関連議案を提案 鳥取県

 鳥取県は30日開会した県議会定例会に、中国電力島根原子力発電所(松江市鹿島町)の防災対策費として中電から寄付される6億円を、基金として積むための関連議案を提案した。

 議案は、寄付の6億円をいったん入れ、基金に出す2015年度一般会計補正予算案と県基金条例の改正案。県は原子力防災対策基金を設立し、専門職員の人件費などに充てる。うち1割ずつ計1億2千万円を原発30キロ圏にある米子、境港両市にも原子力防災対策交付金として拠出する。関連議案は定例会最終日の21日、採決される。

(2015年12月1日朝刊掲載)

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