「被爆サクラ」 原対協が植樹 中区のセンター開設50年記念
11年12月16日
被爆者健診などの拠点として広島原爆被爆者福祉センターが広島市中区に開設されて50年を迎えたのを記念し、広島原爆障害対策協議会(原対協)は15日、市総合健康センター(同区千田町)の敷地に「被爆サクラ」を植樹した。
市役所内に残る被爆したソメイヨシノの小枝を接ぎ木し育てた高さ約2メートルの苗木。市が提供した。真田幸三会長たちがスコップで苗木に土をかけた。
真田会長は「原爆の記憶を風化させないよう大きく育ち、多くの人の目に触れてほしい」と期待した。原対協は市役所北側に1961年、広島原爆被爆者福祉センターを開設。89年、市総合健康センター内に移転した。
(2011年12月16日朝刊掲載)
市役所内に残る被爆したソメイヨシノの小枝を接ぎ木し育てた高さ約2メートルの苗木。市が提供した。真田幸三会長たちがスコップで苗木に土をかけた。
真田会長は「原爆の記憶を風化させないよう大きく育ち、多くの人の目に触れてほしい」と期待した。原対協は市役所北側に1961年、広島原爆被爆者福祉センターを開設。89年、市総合健康センター内に移転した。
(2011年12月16日朝刊掲載)