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入院患者に散髪サービス 原爆病院で美容師が奉仕 広島市中区

 広島赤十字・原爆病院(広島市中区)で4日、ニュー双葉美容室(南区)が、年越しに向けて被爆者たち入院患者14人の髪を整える美容奉仕をした。

 沖絹子社長たち6人が、10月に使い始めた東棟の会議室や病室で「かわいくなりますよ」などと話し掛けながら髪をカット。妹尾マチヨさん(83)は「すっきりして、うれしいわ」と喜んだ。

 奉仕は1957年に先代社長が始めた。毎年、原爆の日と正月を前にしており、今回で116回になったという。(水川恭輔)

(2015年12月5日朝刊掲載)

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