世界遺産19年 平和の心新た 原爆ドーム周辺で集い 広島市中区
15年12月8日
原爆ドーム(広島市中区)の世界遺産登録19年を祝う集いが7日、ドーム周辺であった。被爆者組織や連合広島など12団体でつくる「核兵器廃絶広島平和連絡会議」の呼び掛けで約100人が集まり、世界平和への誓いを新たにした。
午後6時に開始。各団体の代表がドーム前の慰霊碑に花と水をささげた後、全員で黙とうした。県被団協の坪井直理事長は「物言わぬドームに代わり、私たちが核兵器廃絶を世界各国に大声で訴えていこう」とあいさつ。「恒久平和実現を訴えるドームと共に、連帯の輪をさらに広げて行動する」とのアピールも採択した。
原爆ドームは1996年12月7日に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に登録された。来年で20年となるため、連絡会議は記念行事の開催へ、実行委員会を近く設けるという。(田中美千子)
(2015年12月8日朝刊掲載)
午後6時に開始。各団体の代表がドーム前の慰霊碑に花と水をささげた後、全員で黙とうした。県被団協の坪井直理事長は「物言わぬドームに代わり、私たちが核兵器廃絶を世界各国に大声で訴えていこう」とあいさつ。「恒久平和実現を訴えるドームと共に、連帯の輪をさらに広げて行動する」とのアピールも採択した。
原爆ドームは1996年12月7日に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に登録された。来年で20年となるため、連絡会議は記念行事の開催へ、実行委員会を近く設けるという。(田中美千子)
(2015年12月8日朝刊掲載)