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　広島市東区の広島女学院大は８日、デンマークのフレディ・スベイネ駐日大使＝写真右端＝と学生との交流会を同大キャンパスで開いた。学生約４０人が参加し、講演や意見交換で同国への理解を深めた。

　交流会は全て英語で会話し、進行役を学生が務めた。スベイネ大使は同国が風力発電の比率を引き上げていることや、税金が高い一方で教育や福祉が手厚い現状を紹介。「人と人との交流がパワーを生む」と両国の関係強化を呼び掛けた。

　２０１７年に日本とデンマークの外交関係樹立１５０周年を迎えるのを前に企画した。国際教養学部４年福崎有彩さん（２３）は「グローバル化の進む社会で両国が共に成長できるよう、自分も何かに関わっていきたい」と話していた。

（２０１５年１２月９日朝刊掲載）