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広島市、15日から公募 旧理学部1号館の保存・活用策

 広島市は15日から、広島大本部跡地(中区東千田町)に所有する被爆建物、旧理学部1号館の保存、活用方法に関するアイデアを公募する。締め切りは来月15日(必着)。2016年度にまとめる保存方針の参考にする。

 市と広島大が跡地で掲げる「知の拠点」構想に沿うのが条件で、自由記述。市外在住も可。市ホームページ(HP)に応募フォームを掲載するほか、市都市機能調整部の都市機能調整担当で郵送、ファクスを受け付ける。提案はHPで公表するという。

 1号館は1931年築。市は耐震調査の結果、震度6強の地震で倒壊する危険性が高いとして、全部や一部保存、モニュメントなどの「象徴保存」を検討している。同担当Tel082(504)2698。

(2015年12月11日朝刊掲載)

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