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世界の子ども「平和」描く 広島の原爆資料館で展示

 「子どもたちの平和の絵コンクール」(広島市など主催)の入賞作品展が12日、広島市中区の原爆資料館東館で始まった。来年1月15日まで。

 広島市と海外6カ国の小中学校から応募があった4464点のうち、優秀賞以上の103点を展示。地球や折り鶴、子どもの笑顔などをモチーフに、思い思いに平和を表現した作品が並んでいる。

 表彰式もあり、大賞に選ばれた安芸区の矢野南小6年上絢音さん(12)や安佐南区の大塚中3年佐々木明音さん(15)たち33人が出席。世界の子どもたちが手をつないで原爆ドームを囲む姿を描いた佐々木さんは「被爆70年を迎え、まずは子ども同士が国を越えてつながっていきたいという思いを込めた」と話した。(明知隼二)

(2015年12月13日朝刊掲載)

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