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空襲70年テーマ 平和や人権探る 福山

 ふくやま人権・平和フェスタが13日、福山市佐波町の市人権交流センターであった。「戦後70年、被爆・福山空襲70年」をテーマに、約550人が参加した。

 ステージで、広島市や福山市などの中高生、大学生たち8グループ計約180人が発表した。核廃絶に向けた署名活動や国連訪問について報告したり、福山海軍航空隊を題材とした朗読劇や福山空襲に関する劇を披露したりした。

 福山市の福山工業高の生徒3人は、広島に原爆が投下された直後の御幸橋(広島市中区)付近の様子をコンピューターグラフィックス(CG)で再現した映像を上映した。2年坂本海月(みつき)君(16)は「70年たち、証言できる被爆者も少なくなってきている。今のうちに正確な話を聞き、CGでの再現にもっと挑戦したい」と話していた。

(2015年12月15日朝刊掲載)

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