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「第一線」の研究 講義録まとめる 広島市立大平和研

 広島市立大広島平和研究所(安佐南区)は、「平和の創造とは―平和研究の過去・現在・未来―」をテーマに開催したセミナーの内容を講義録=写真=としてまとめた。平和研のウェブサイトにも掲載している。

 セミナーは、市の被爆70年事業の一環として、大学院生や公務員らを対象に9月に実施。平和研の吉川元・所長と水本和実副所長や、国際協力機構(JICA)の田中明彦理事長、東京大の高原明生教授、早稲田大の最上敏樹教授、京都大の浅田正彦教授、韓国・世宗研究所の陳昌洙(ジンチャンス)所長ら13人の研究者が3日間、集中講義した。そのテキストをA5判、178ページの講義録として冊子にした。

 吉川所長は「各分野の第一線の研究者の講義。多くの人に読んでもらいたいのでサイトにも掲載した」と話している。アドレスhttp://www.hiroshima-cu.ac.jp/modules/peace_j/content0297.html

(2015年12月15日朝刊掲載)

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