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　被爆地広島市の復興の象徴とされる中区基町地区のまちづくりをテーマにした研究会が１９日午後１～５時、中区上八丁堀の安芸リーガルビルである。無料。

　広島の復興史に詳しい石丸紀興・広島諸事・地域再生研究所代表が、戦後の公営住宅の整備の経緯や現在の課題について講演。老朽家屋が密集していた１９７０年代初頭に地区を調査した元広島大生らも当時の様子を話す。

　基町地区を研究している大学院生や同研究所などでつくる市民グループが、地区の振興にと初めて企画した。定員４０人。事前申し込みは同研究所Ｔｅｌ０８２（２２３）７２２６。

（２０１５年１２月１７日朝刊掲載）