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被爆樹木の保存へ寄付 中国四国博報堂と中国新聞社 広島市に

 中国四国博報堂(広島市中区)と中国新聞社は17日、被爆樹木の保存に役立ててもらおうと、広島市に寄付金20万円を手渡した。両社の共同企画「緑の伝言プロジェクト」の一環。

 中国四国博報堂の池田繁実社長と中国新聞社の道菅宏信広告局長が、市国際平和推進部を訪問。企画に賛同した9社から集めた寄付金を柴田吉男部長に手渡した。柴田部長は「被爆樹木は悲惨さを訴える生き証人。大切に活用したい」と話していた。

 同プロジェクトは毎年8月6日付の中国新聞で被爆樹木を紹介する広告を掲載し、ポスターにして市内の公立小中高に配布。被爆樹木を巡るイベントも開いている。(中間卓也)

(2015年12月18日朝刊掲載)

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