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戦艦展5月8日まで延長 大和ミュージアム 呉

 広島県呉市の大和ミュージアム(宝町)は来年1月31日までの開催としていた特別企画展「日米最後の戦艦展」の会期を約3カ月延長、同5月8日までとする。ことしが戦後70年に当たることもあって関心が高く、客の入りも順調。さらに多くの人に見学の機会を提供したいとする。

 ミュージアム開館10周年を記念して、7月1日に開幕した。旧日本海軍の大和と米海軍のミズーリという二つの国の戦艦にまつわる資料を軸に太平洋戦争前後を振り返る。米国ハワイの戦艦ミズーリ記念館が所蔵する特攻機の破片の実物など約70点を並べている。

 ミュージアムによると、世代や地域を問わず幅広い人が訪れており、9月13日には来場10万人を達成。5連休だった9月のシルバーウイークも追い風となり、11月末時点で約19万人を集めている。(小島正和)

(2015年12月18日朝刊掲載)

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