平和の演奏会 車いす寄贈 実行委、広島市東区の原爆養護ホームに
15年12月21日
広島県内の文化関係者たちでつくる「国連合唱団平和と希望のコンサート」の実行委員会は17日、広島原爆養護ホーム神田山やすらぎ園(広島市東区)に車いす1台を贈った。
同コンサートは被爆70年に合わせ、8月に広島、長崎、東京の3カ所で開催。米ニューヨークの国連本部職員たちでつくる同合唱団などが出演し、車いすに収益金の全額を充てた。
この日、やすらぎ園であった贈呈式には、原田康夫実行委員長(84)=写真右=が出席。車いすは背もたれを倒すことができ、同園を運営する公益財団法人広島原爆被爆者援護事業団の鎌田七男理事長(78)=同左=は「車いすで出掛けられる入所者が増える」と感謝した。
試乗した入所者の山崎美代子さん(89)は「座席がふわふわとして、乗り心地がいい」と喜んでいた。(土井和樹)
(2015年12月19日朝刊掲載)
同コンサートは被爆70年に合わせ、8月に広島、長崎、東京の3カ所で開催。米ニューヨークの国連本部職員たちでつくる同合唱団などが出演し、車いすに収益金の全額を充てた。
この日、やすらぎ園であった贈呈式には、原田康夫実行委員長(84)=写真右=が出席。車いすは背もたれを倒すことができ、同園を運営する公益財団法人広島原爆被爆者援護事業団の鎌田七男理事長(78)=同左=は「車いすで出掛けられる入所者が増える」と感謝した。
試乗した入所者の山崎美代子さん(89)は「座席がふわふわとして、乗り心地がいい」と喜んでいた。(土井和樹)
(2015年12月19日朝刊掲載)