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職場すっきり締めくくり 広島県・広島市で仕事納め

 官公庁の仕事納めとなった28日、広島県や広島市の職員は職場の大掃除をするなどして2015年の業務を締めくくった。1月3日まで6日間の休みに入る。

 県庁では4月に新設された子育て・少子化対策課の職員15人が、机を雑巾で拭いたり、書類を整理したりした。同課は15年に婚活イベントを11回開き、男女約千人の出会いをサポートした。寺崎雅浩課長は「来年も結婚や子育てをしたい人の支援に全力で取り組む」と話していた。

 中区の広島国際会議場3階にある市平和推進課では、横山元信課長が課の職員15人を前に被爆70年の節目を振り返り「世界中から多くの人々を迎え、被爆者の体験や平和への思いを共有できたと思う」と労をねぎらった。松井一実市長は庁内放送で、飲酒運転の防止を呼び掛けた。

 県と市はいずれも1月4日に仕事始め式を開き、新年の業務を始める。(根石大輔、川手寿志)

(2015年12月29日朝刊掲載)

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