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バス・路面電車一日券の販売延長 広島 利用好調で

 広島県バス協会は、広島市中心部の路線バスと路面電車を利用できる一日乗車券「広島ピースパス」の販売を延長する。被爆70年に合わせて12月末までの期間限定を予定していた。利用が想定を上回ったため、通常の乗車券として続ける。

 パスは7月下旬に発売した。紙製で中学生以上700円、小学生350円。被爆建物などを巡る観光客や市民の利用が、月平均約500件あった。販売延長に伴い、購入当日か翌日だけだった利用日を、スクラッチを削って自由に指定できるようにする。

 利用できるのは、広島電鉄(中区)広島バス(同)広島交通(西区)芸陽バス(東広島市)中国ジェイアールバス(南区)エイチ・ディー西広島(ボン・バス、西区)の6社が市中心部で運行するバスと、路面電車全線。深夜バスや高速バスは対象外になる。

 広電や広島バスの窓口、広島バスセンター(中区)で販売している。

(2015年12月29日朝刊掲載)

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