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北朝鮮核実験に抗議の座り込み 西川緑道公園 岡山市北区

 北朝鮮の核実験実施の発表を受け、岡山県平和センターなどの約40人は8日、岡山市北区の西川緑道公園で抗議の座り込みをした。

 参加者は午後0時15分から30分間、「核実験反対」と書いたたすきを掛けたり、プラカードを掲げたりして抗議の意志を示した。

 県平和センターの梶原洋一議長は「核実験は断じて許せない。日本政府は粘り強く対話を重ねてほしい」とあいさつ。連合岡山の金沢稔会長も駆け付け「核保有国の米国や中国が抗議しても説得力がない。核を保有していない唯一の被爆国として声を出していく必要がある」と訴えた。

放射性物質測定を強化 岡山県HPで公開 北朝鮮「水爆実験」

 岡山県は6日、北朝鮮が核実験を実施したと発表したことを受け、放射性物質のモニタリングを強化した。

 県環境企画課によると、県環境保健センター(岡山市南区)で実施している放射性セシウムやヨウ素などの測定を従来の月1回から24時間ごとに変更。随時、県のホームページ(HP)で公開する。

 県内8カ所での空間放射線線量率の常時監視も継続しており、6日午後5時現在「特段の変化はない」としている。

(2016年1月7日朝刊掲載)

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