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北朝鮮核実験に抗議の座り込み 下松の市民団体

 山口県下松市の市職員労働組合や市原爆被害者の会などでつくる市民団体「核兵器をなくし平和を願う市民集会」が8日、北朝鮮の核実験に抗議する集会を市役所前で開いた。参加した約40人が座り込みをした=写真。

 松本厚二実行委員長(42)は「北朝鮮の今回の行為は、平和への思いを発信し続ける人々の思いを踏みにじっている」と批判。「核兵器の開発と保有、使用することは断じて容認できない」という金正恩(キム・ジョンウン)第1書記宛ての抗議文を採択し、北朝鮮国連大使に郵送した。

 座り込みに参加した市原爆被害者の会の金清陽子事務局長(70)は「ニュースを聞いてびっくりした。核兵器をなくそうという世界の流れに逆行している」と憤った。

(2016年1月9日朝刊掲載)

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