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「安定基盤が必要 参院選勝ち抜く」 下関後援会会合で首相

 安倍晋三首相は11日、地元の下関市の2カ所であった後援会の会合に出席し、新たに掲げた「1億総活躍社会」を実現するため、今夏の参院選の勝利に支援を求めた。「長州出身の首相としてたじろがず、やるべきことは決断し、実行していく。結果を出していくためには安定した基盤が必要で、参院選を勝ち抜かなければならない」と述べた。

 安全保障関連法について「国民の命と平和な暮らしを守り抜くための法整備だ。緊迫度を増すアジア情勢の中で、抑止力はしっかりと機能していく」と必要性を訴えた。

 安倍首相が1月に地元入りするのは、2014年以来2年ぶり。10日は、長門市で後援会会合に出席するなどした。この日は会合に先立って、昭恵夫人たちと下関市の神社を参拝。夜に東京へ戻った。

(2016年1月12日朝刊掲載)

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