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虚偽記録問題 中電が説明会 21日に松江市

 中国電力は14日、島根原子力発電所(松江市鹿島町)の低レベル放射性廃棄物の処理をめぐる虚偽記録問題で、住民説明会を21日に同市、22日に境港市で開くと発表した。

 会場は松江市学園南1丁目のくにびきメッセと、境港市中野町の市文化ホールで、いずれも午後7時から。中電島根原子力本部長の古林行雄常務たちが出席し、問題の原因や再発防止策の実施状況を説明する。質疑応答の時間も設ける。

 中電は「自治体や議会への説明が一巡し、島根、鳥取両県の住民に説明をする必要がある」としている。2010年に同原発で多数の機器の点検漏れが発覚した際には、松江市内で8回、住民説明会を開き、延べ約820人が集まった。

 両会場とも定員400人で、事前申し込み不要。同本部広報部Tel0120(209)050=平日の午前9時~午後5時。

(2016年1月15日朝刊掲載)

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