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吉永小百合が核の悲劇熱演 三原 23日「夢千代日記」鑑賞会

 三原市文化協会は23日、俳優吉永小百合が広島で胎内被爆した女性を演じた映画「夢千代日記」(1985年)の鑑賞会を、三原市円一町の三原リージョンプラザで開く。

 夢千代日記は、吉永小百合が余命宣告を受けた温泉芸者役となり、住み慣れた温泉町での恋を描く。現在、長崎原爆をテーマにした主演の映画「母と暮せば」が各地で上映されている。同協会は「吉永さんの原爆を許さないという思いを、別の角度から紹介しようと企画した」としている。

 夢千代日記の上映時間は128分。1回目が午前10時半、2回目が午後2時から。北大路欣也、名取裕子たちも出演している。前売り券は一般500円、当日券は一般700円。高校生以下は無料。前売り券は同協会や、中央公民館などで販売している。同協会事務局Tel0848(64)9234。(中島大)

(2016年1月16日朝刊掲載)

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