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安保関連法の廃止求め集会 広島市中区

 安全保障関連法廃止を求める集会が16日、広島市中区の県民文化センターであった。市民団体「ストップ!戦争法 ヒロシマ実行委員会」の主催。大学生らと東京都内でデモを続けている中野晃一・上智大教授(政治学)が講演し、約700人が参加した。

 中野教授は、集団的自衛権の行使容認を「憲法9条という歯止めが利かなくなり、米国など他国の戦争に巻き込まれる」と批判。大学生らのグループ「SEALDs(シールズ)」のスピーチを紹介し「若者たちと平和主義を育てていこう」と求めた。

 続いてヒロシマ実行委員会が、安保法の廃止を求める署名活動への協力を呼び掛けた。5月までに県内で50万人分を目指すという。

(2016年1月18日朝刊掲載)

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