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重慶・広島の交流支援 日本総領事館 宿泊紹介や通訳派遣

 中国・重慶市にある日本総領事館は、同市と広島市との友好都市提携がことしで30年となるのを記念し、市民交流を支援する。文化やスポーツ関連で広島市民に交流先を紹介したり、通訳を付けたりする。

 両市は第2次世界大戦から復興した街の歴史などを背景に1986年10月に友好都市提携を結んだ。

 交流は個人、団体による華道や茶道、和楽器演奏、日本画・漫画の展示、スポーツの交歓試合などを想定。割安な会場や宿泊先、移動手段を案内するほか、通訳を原則、無料で派遣する。

 支援の一環で、3月20日にある第6回重慶国際マラソンに広島市民の参加枠を確保した。フルマラソン、ハーフマラソン計4人程度で、いずれも参加費300元(約5400円)が必要。大会は例年、約30カ国から約3万5千人が参加するという。

 いずれの交流も渡航、宿泊などの経費は個人負担。マラソンの参加申し込み(2月1日必着)や、支援の問い合わせはメールで担当何涛(かとう)さんへ。日本語可。tao.he@cq.mofa.go.jp(田中美千子)

(2016年1月18日朝刊掲載)

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