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中国5県警、要人警護を訓練 広島市西区 サミットへ連携チェック

 5月に三重県である主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)の開催に向け、ヘリコプターを使った中国5県警の合同訓練が28日、広島市西区の県営広島西飛行場跡地であった。

 来日した要人と妻のヘリコプターによる移動を想定。夫妻役と警護員を乗せた乗用車がヘリ近くに止まり、各県警の警護員6人が夫妻を囲んで約20メートル先のヘリまで送り届けた。ヘリが着陸した後、車に乗り込むまでの隊形なども確認した。

 サミットや4月に広島市である外相会合の警護に、中国5県警からも警護員が招集される可能性があるため実施した。中国管区警察局広域調整第2課の名越優晴課長は「あらゆる状況を想定して連携を強め、安全なサミット開催に向け訓練を重ねたい」と話していた。(原未緒)

(2016年1月29日朝刊掲載)

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