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放射線専門家 災害復興語る 広島大、広島で国際シンポ

 広島大(東広島市)は、放射線災害復興と人材育成をテーマにした国際シンポジウムを、21日午前9時から広島市中区の広島国際会議場で開く。国内外の研究者が参加し、意見を交わす。

 同大が福島原発事故を機に、原発事故などに対応できる人材を養成する目的で10月からスタートする「放射線災害復興を推進するフェニックスリーダー育成プログラム」事業の一環。

 国際放射線防護委員会(ICRP)や国際原子力機関(IAEA)、広島大原爆放射線医科学研究所(原医研)などの専門家が、放射線災害復興に求められるリーダー像などについて討議、発表する。

 20日午後1時からは同所で、原医研の50周年記念事業として、「福島第1原発事故の復興支援に向けて」をテーマにした国際シンポジウムもある。

 両シンポとも英語で、通訳はつかない。原医研Tel082(257)5802。

(2012年2月3日朝刊掲載)

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