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保安検査結果を規制庁10日報告 島根原発虚偽記録

 島根県は10日、中国電力島根原子力発電所(松江市鹿島町)の事故に備えた原子力防災連絡会議を原発30キロ圏の鳥取県、両県6市などと松江市で開く。島根原発の低レベル放射性廃棄物処理をめぐる虚偽記録問題で、原子力規制委員会による保安検査の結果も議題となる。一般も傍聴できる。

 昨年11月から12月まで実施され、今月3日公表された保安検査の結果を、原子力規制庁の担当者が報告する。傍聴は通常の10人の枠を50人に拡大、質問もできる。

 保安検査は、点検を一元管理する統合型保全システム(EAM)の改良作業を進めており、管理者研修の充実などを確認したとして、再発防止策が「着実に実施されている」と評価している。

 会議は午後1時半から、松江市殿町のサンラポーむらくもで。午後1時から傍聴整理券の配布がある。

(2016年2月5日朝刊掲載)

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