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　広島市は１７日、中区の平和記念公園にある「平和の池」で水漏れが起きていたことを明らかにした。老朽化した排水管のひび割れが原因とみられるという。

　市公園整備課によると、池は１９５７年の完成で縦約７０メートル、横約１７メートル。巡回中の警備員が１０日、園路沿いの浅い箇所の水がなくなっているのに気付いた。市職員が水を抜いて調査したところ、池の底にある排水口と、西側に離れた弁をつなぐ長さ１３メートル、直径１５センチの鉄製の排水管から水が漏れていたという。

　現在は排水口にゴム栓をする応急措置をし、水漏れは止まっている。同課は「できるだけ早く修復工事をしたい」としている。（川手寿志）

（２０１６年２月１８日朝刊掲載）