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韓国生徒と親睦深める 大柿高で運動・工作 江田島

 広島県江田島市大柿町の大柿高2年生が22日、同校に立ち寄った韓国の高校生の一行と工作や軽い運動をして親睦を深めた。

 大柿高の20人が一行34人を出迎え、同市能美町の津島織物が製造した紙布を使ってコースターを完成させた。大縄跳びは4グループに分かれて、跳んだ回数を競うなどした。

 時間がたつに従って打ち解け、日本語での会話が弾んだ。約2時間の交流を終え、一緒に写真に納まるなどして別れを惜しんだ。浜先姫華さん(17)は「積極的に話をしてくれてうれしかった。一期一会の出会いと思うと寂しくなった」と残念がった。

 一行は日韓文化交流基金の事業で16日に来日。20日に江田島市に入り、地元の家庭に2泊した。大柿高から広島市へ移動し、23日は平和記念公園(中区)などを訪れる。(貞末恭之)

(2016年2月23日朝刊掲載)

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