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安保法「違憲」廃止決議送る 広島弁護士会

 広島弁護士会(木村豊会長)は25日、昨年9月に成立した安全保障関連法は憲法に違反しているなどとして、廃止を求める決議を安倍晋三首相や衆参両院議長、外相、防衛相たちに送った。

 決議は、広島市中区で24日に開いた定期総会で賛成多数で採択した。同法が集団的自衛権の行使を認め、戦争をしている他国軍隊の武力行使に自衛隊が積極的に協力することになるなどと強調。憲法9条違反と指摘した上で、「憲法を改正することなく、憲法を実質的に変えようとするもので立憲主義、国民主権の基本原則にも反する」と批判している。

(2016年2月26日朝刊掲載)

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