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無償提供1年延長 呉市営住宅 福島被災者向け

 広島県呉市は、福島県から移り住んだ東日本大震災の被災者に対する市営住宅の無償提供期間を、2017年3月31日まで1年間延長すると決めた。同県からの要請があったため。

 市営住宅には11年4月から福島県の2世帯2人、同9月から栃木県の1世帯4人が入居している。市住宅政策課は「栃木県は既に災害復旧が完了し、延長要請もなかった」と説明、同県の被災者への無償提供は9月21日で終了する。同県の1世帯については意向を調査し、引き続き市営住宅での生活を希望する場合は通常の入居審査などの手続きをする。

(2016年3月1日朝刊掲載)

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