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被災地3県へ寄せ書きを 11日で東日本大震災5年 日赤県支部 島根県庁などで募る 

 11日に東日本大震災から5年を迎えるのを前に、日本赤十字社県支部(松江市内中原町)は宮城、岩手、福島の3県に向けた寄せ書きを募っている。3日まで。

 「私たちは、忘れない。」と書かれた縦90センチ、横135センチの布を島根県庁県民室(同市殿町)と松江赤十字病院ロビー(同市母衣町)に設置。県庁では、訪れた人が「いつもいつも応援しています」「前を向いて諦めずにガンバって」などとメッセージを書き込んでいた。

 5年の節目に、震災を思い出してもらい、風化を防止しようと、3県の日赤県支部が全国に協力を呼び掛けた。寄せ書きは被災地の市役所やスーパーなどに掲示する。

 日赤島根県支部総務課は「一言でも被災地への思いを多くの人に書いてほしい」と呼び掛けている。(西村萌)

(2016年3月1日朝刊掲載)

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