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夏の参院選に向け野党候補一本化を 市民団体が発足 岡山

 夏の参院選岡山選挙区(改選数1)での野党共闘を市民の立場で目指す市民団体「おかやまいっぽん」が設立され7日、岡山市北区で記者会見を開いた。今後、野党候補者の一本化を岡山県内の野党に働き掛ける。

 共同代表を務める、おかやま宗教者九条の会事務局長の宮本龍門さん(33)、安保関連法に反対するママとみんなの会おかやまメンバーの大坂圭子さん(49)、岡山市九条の会連絡会世話人の榊原精さん(71)の3人が出席した。

 活動目的を、集団的自衛権の行使を容認する閣議決定の撤回、安全保障関連法の廃止と強調。「いのち」や憲法が守られる政治の実現を目指して政治家や市民へ働き掛けをしていく、との設立趣意書を説明した。

 3人は、「目的実現のためには候補者一本化が重要」「政治への関心を子育て世代にも広げたい」「選挙で自分たちの思いが実現できると実感してもらえるよう、投票率向上につなげたい」などと訴えた。今後、各野党との政策協定締結も目指す。(加茂孝之)

(2016年3月8日朝刊掲載)

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