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拉致解決を国に求める 島根県議会が意見書

 島根県議会は8日、本会議を開き、北朝鮮による拉致問題の完全解決を国に求める意見書案を全37議員の連名で議員提案し、全会一致で可決した。

 核実験や事実上の長距離弾道ミサイル発射を強行した北朝鮮に、あらゆる方策を講じて、拉致被害者全員の帰国の実現に全力を尽くすよう要望した。

 県によると、北朝鮮に拉致された可能性が排除できないとして、県警が捜査、調査している県内関連の失踪者は10人という。

 この日、県は396億7千万円を減額する2015年度一般会計補正予算案など20議案を追加提案した。

(2016年3月9日朝刊掲載)

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