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風化させない3・11 岡山県井笠などで追悼行事 写真展や黙とう呼び掛け

 東日本大震災から5年の節目を迎える11日を中心に、井笠地域や岡山市内で、犠牲者追悼や復興支援の催しがある。防災をあらためて考える機会にもなる。(谷本和久、小川満久、持田謙二)

笠岡市

 ◇追悼イベント「愛」5年目の311 11日午後2~8時、JR笠岡駅前。献花を受け付け。宮城県南三陸町産のかまぼこ、ワカメ、せんべいなど販売。6時半、キャンドルをともし、追悼ライブ。市民団体「明日への架け橋Kasaoka」の中村俊一代表Tel090(2863)6173。

 ◇東日本大震災写真展 24日まで、市立図書館。日本図書館協会メンバーが、被災した図書館や支援活動などを撮影した70点。月曜と20日休館。Tel0865(63)1038。

井原市

 ◇忘れないキャンドルイベント 11日午後7~8時、井原駅一帯。キャンドルを2個入り千セット用意し、同駅の売店で義援金250円ごとに1セット渡す。寄付金は、宮城県多賀城市社会福祉協議会に届ける。市民による管弦楽演奏や合唱も。3・11忘れないプロジェクト実行委員会Tel090(4656)5932。

岡山市

 ◇黙とうの呼び掛け 11日午後2時46分、県庁本庁舎と県民局、地域事務所。職員と来庁者に1分間の黙とうを呼び掛ける。

 ◇3・11への祈り―追悼と脱原発のつどい― 12日午前10時~午後4時半、北区の石山公園、岡山バプテスト教会ほか。同教会で午後1時、NPO法人環境エネルギー政策研究所の飯田哲也所長講演会。2時半、追悼会。3時、津軽三味線、チェンバロの演奏と県内移住者の話。移住者によるパンやカレーなどの屋台も。宮本さんTel090(9461)8215。

(2016年3月9日朝刊掲載)

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