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風力発電導入や環境再生策探る 東広島でエネシンポ

 「地域でのエネルギー自立による持続的発展を考える」と題したシンポジウムが10日、東広島市の市民文化センターであった。

 研究者たち4人の講演と意見交換に約60人が耳を傾けた。関西大システム理工学部の安田陽准教授は、欧州でなぜ風力発電の導入が進んでいるかを解説し、4月から始まる電力自由化の意味なども説明した。

 東広島市民や事業者などがつくっているエコネットひがしひろしまの橋野俊子会長は、市が昨年策定した「環境先進都市ビジョン」を紹介。エコネットとして今後、西条町を流れる半尾川の再生プロジェクトに取り組む考えを示した。

 広島大大学院総合科学研究科の研究プロジェクトが企画した。同様のシンポを毎年開いており、ことしが4年目。(金山努)

(2016年3月11日朝刊掲載)

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