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川本の上空で米軍低空飛行

 米軍所属のFA18戦闘攻撃機とみられる1機が1日午前9時半すぎ、島根県川本町上空を低空で飛行した。町によると、被害の情報は入っていないという。

 目撃した住民によると、約20分間、町中心部上空を旋回。機体を傾けながら爆音を響かせ、南西方向に飛び去った。川本西小では数人の児童が外に出て空を確認。「うるさい」などと話したという。また通過時は島根中央高が卒業式を始める直前で、三上昭憲校長は「体育館の中でも低く大きな音が聞こえた。式に水を差された」と話す。

 県消防防災課によると、日米合同委員会の合意では、人口密集地域や学校、病院付近の飛行について「妥当な考慮を払う」としている。

(2012年3月2日朝刊掲載)

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