白菊手向けて黙とう 岡山県内各地で3・11追悼行事 東日本大震災5年
16年3月14日
東日本大震災から5年を迎えた11日、岡山県内各地で震災の犠牲者追悼や復興支援の催しが開かれた。
笠岡市のJR笠岡駅前では、被災地の支援活動を続けている市民団体「明日への架け橋Kasaoka」が追悼イベントを開いた。
仮設テント内に献花台を設置。訪れた市民たちが白菊を手向け、手を合わせた。地震が発生した午後2時46分からは1分間黙とう。会場では復興支援につなげようと、宮城県南三陸町産の昆布やかまぼこを販売した。
同市大井南の倉田安敏さん(57)は「震災を風化させないため、追悼イベントや支援活動は大切」と話していた。
井原市七日市町の井原駅一帯では午後7時から、キャンドルを並べて点灯する「忘れないキャンドルイベント」があった。市民有志でつくる実行委員会が主催し、被災地に思いをはせた。
キャンドルと引き換えに募った義援金は、宮城県多賀城市の社会福祉協議会に届ける。市民による管弦楽演奏や合唱もあり、早期復興を願った。(谷本和久、小川満久)
(2016年3月12日朝刊掲載)
笠岡市のJR笠岡駅前では、被災地の支援活動を続けている市民団体「明日への架け橋Kasaoka」が追悼イベントを開いた。
仮設テント内に献花台を設置。訪れた市民たちが白菊を手向け、手を合わせた。地震が発生した午後2時46分からは1分間黙とう。会場では復興支援につなげようと、宮城県南三陸町産の昆布やかまぼこを販売した。
同市大井南の倉田安敏さん(57)は「震災を風化させないため、追悼イベントや支援活動は大切」と話していた。
井原市七日市町の井原駅一帯では午後7時から、キャンドルを並べて点灯する「忘れないキャンドルイベント」があった。市民有志でつくる実行委員会が主催し、被災地に思いをはせた。
キャンドルと引き換えに募った義援金は、宮城県多賀城市の社会福祉協議会に届ける。市民による管弦楽演奏や合唱もあり、早期復興を願った。(谷本和久、小川満久)
(2016年3月12日朝刊掲載)