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被爆樹木 守るには 広島で19日研修会

 被爆樹木について学ぶ研修会が19日午後1時半、広島市中区の原爆資料館東館である。専門家2人が現状や保存方法などを話す。

 まず、広島、長崎両市で被爆樹木を調査している筑波大の鈴木雅和教授が、特徴や遺産的な価値などについて共同研究を基に講演。続いて、被爆樹木を守ろうと約30年間携わってきた樹木医の堀口力さん(70)=広島市西区=が、具体的な治療法や注意点を紹介する。

 広島市の被爆樹木は、爆心地から約2キロ以内にクスノキやイチョウなど約170本あり、市が登録している。

 研修会は、市民や市職員らに正確な知識を身につけてもらおうと市が企画。無料。定員150人で申し込み不要。市平和推進課Tel082(242)7831。

(2016年3月14日朝刊掲載)

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