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高校生平和大使 広島県内で2人募集 派遣委 5月選考会

 国内外で核兵器廃絶を訴える第19代高校生平和大使の募集が15日始まった。広島、長崎両市の市民有志たちでつくる派遣委員会が、広島県枠の2人を含む約20人を全国で選考する。

 ことしの大使は6月19日に広島市中区である結団式で就任し、8月13~20日の日程でスイスを訪問する。ジュネーブの国連欧州本部で軍縮会議を傍聴し、代表1人がスピーチ。同本部軍縮局に核兵器廃絶を求める署名を提出する。費用は全額、派遣委が負担する。

 広島県選考会は5月22日午後1時から、南区金屋町のワークピア広島で開催。事前に応募動機や核兵器廃絶の考えについてアンケート提出を求め、当日に面接をする。申し込みの締め切りは4月28日(必着)。長崎市の平和活動支援センター気付で郵送で受け付ける。昨年は29人が選考に臨んだ。同センターTel095(822)5253=平日午前9時~午後5時。

(2016年3月16日朝刊掲載)

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