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投票の意味や安保 若者よ政治語ろう 広島市中区で21日イベント

 夏の参院選を前に、投票する意味や安倍政権が進める安全保障などの政策課題を若者で議論するイベントが21日、広島市中区である。県内の大学生や20、30代の社会人計約20人が2月に結成したグループ「たちまちUNITE(ユナイト)ヒロシマ」が開く。

 グループは、集団的自衛権行使を容認した安全保障関連法の廃止を目指すとともに「雇用や社会保障などで若者が安心して生きられる社会をつくる政治を」との思いを持つ有志で結成。各政党の主張や選挙の争点となる課題について学び、考える若者向けイベントを企画していく。

 21日は2部ある。第1部は午後1時から中区新天地のアリスガーデン近くの路上で、メンバーの大学生や子育て中の母親たちが今の政治への意見をスピーチ。第2部は同2時半から、近くの店で広島市立大の河上暁弘准教授(43)=憲法学=が投票の意義や憲法の役割を解説。参加者も意見を語り合う。

 第2部は10~30代に限定し要予約。参加費は社会人千円、大学生500円、高校生300円(飲み物代込み)。申し込みのメールは、tachimachi_unite_hiroshima@yahoo.co.jp(久保友美恵)

(2016年3月16日朝刊掲載)

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