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平和な世界 どう築く 広島 きょうから青少年外相会合

 広島市で4月10、11の両日開かれる外相会合に先立ち、参加7カ国の高校生たちが集う「青少年外相会合広島」が3月18~21日、中区の広島国際会議場などである。平和な国際社会の築き方について意見を交換し、世界に向けたメッセージを被爆地から発信する。

 参加するのは、公募に応じた15~18歳の男女24人。国別は、米国、英国、フランス、ドイツ、イタリア、カナダ各2人と日本12人で、18日に顔合わせ会を開き、19日から本格的なプログラムに移る。

 19日は、原爆資料館の視察や原爆慰霊碑への献花、被爆体験の聞き取りをした後、平和な世界の実現に向け、自分たちができることをグループ討議する。20日に各国の参加者代表が討議内容を報告し、「広島宣言」を発表する。21日は書道体験や廿日市市宮島町の訪問で交流を深める。

 広島県と市、広島商工会議所、県被団協(坪井直理事長)など官民18団体でつくる「G7広島外相会合支援推進協議会」の主催。20日午後1時~2時半に同会議場である報告会と宣言発表は一般公開する。入場無料。県平和推進プロジェクト・チームTel082(513)2368。(松本恭治)

(2016年3月18日朝刊掲載)

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