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江波・舟入に残る被爆の記憶 広島市民ら慈仙寺など巡る

 広島市中区の江波、舟入地区を巡り、原爆の被害や復興の歴史に触れる学習会が20日、あった。元高校教師の竹内良男さん(67)=東京都=が企画し、市民25人が参加した。

 舟入南の県立広島商高では、卒業生で被爆者の藤田道男さん(84)=佐伯区=から、原爆で大やけどを負った経験を聞いた。戦後に爆心地近くから江波二本松に移転した慈仙寺も訪れ、原爆によるひび割れが残る地蔵に見入った。

 米国人平和活動家が戦後、被爆者のために建てたシュモーハウス(江波二本松)も見学。同高2年越智円香さん(17)は「学校の近くにも被爆に関わる場所が多く、驚いた。若者が記憶を受け継がなければ」と話した。

 竹内さんは、約30年前から修学旅行生の引率で広島をたびたび訪問。原爆被害への関心を深め、定期的に広島市内で学習会を開いている。(村上和生)

(2016年3月22日朝刊掲載)

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