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参院広島選挙区 社民が擁立断念 県連定期大会

 社民党広島県連合は20日、広島市南区で定期大会を開き、ことし夏の参院選で憲法改正阻止を掲げ、野党間の連携を強めていく方針を申し合わせた。広島選挙区(改選数2)の独自候補者擁立は、断念することを決めた。

 党員約100人が参加。あいさつした檀上正光代表は、広島選挙区の対応について「独自候補の擁立に向けて努力してきたが決まらず、断念せざるを得ない」と説明。参院選に向け、改憲阻止や安全保障関連法の廃止などの分野で、他の野党や市民団体と協力することなどを明記した2016年度の活動方針を拍手で採択した。

 大会終了後、赤木達男幹事長は、広島選挙区の選挙協力について、2013年の前回選挙で実績がある民主党を軸に検討していく考えを報道陣に示した。

(2016年3月21日朝刊掲載)

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