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パネル刻む 被災地の今 山口で大震災復興支援行事

 発生から5年たった東日本大震災の復興支援イベントが21日、山口市熊野町のニューメディアプラザ山口であった。日本赤十字社県支部(山口市)の主催で、多くの家族連れらが参加した。

 今も仮設住宅で暮らす被災地の人の様子を伝えるパネルなどを展示。起震車で震度7の揺れを体感するコーナーもあった。家族4人で参加した山口市小郡高砂町の小郡中1年西村玲花さん(13)は「5年前、ニュースで見た時は怖かった。あの時のことは忘れない」と力を込めた。

 同支部はこの日、会場でスーパーの丸久(防府市)、コープやまぐち(山口市)と災害時に食料や生活用品を避難所に届けるための協定も結んだ。(川村奈菜)

(2016年3月22日朝刊掲載)

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