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島根・鳥取候補 共産が取り下げ 参院選 野党一本化へ

 共産党の島根、鳥取両県委員会は22日、夏の参院選で両県の合区選挙区(改選数1)で公認予定だった党島根県常任委員の新人遠藤秀和氏(38)の擁立を取り下げ、比例代表の候補者にすると発表した。同選挙区で民主、社民党が推薦する元消費者庁長官の新人福島浩彦氏(59)の推薦も発表。野党候補は福島氏に事実上、一本化される見通しとなった。

 この日、島根県庁で会見した島根県委員会の後藤勝彦委員長は、安全保障関連法について「福島氏も基本的に廃止との考え。与党を少数に追い込むため、野党共闘を追求したい」と述べた。

 同選挙区では自民党が島根県選出の現職青木一彦氏(54)を公認。諸派の幸福実現党の新人国領豊太氏(34)も立候補を表明している。

(2016年3月23日朝刊掲載)

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