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　原爆投下時の塗装を再現した被爆電車に乗ってあの日の被害を学ぶ催しが４月２３、２４、２９、３０日に広島市内である。記憶の継承へ、中国放送（中区）と広島電鉄（同）が昨年に続いて企画し、参加者を募っている。

　４日間とも広島駅出発で、午前１０時半からと午後２時からの計２便を運行。八丁堀や原爆ドーム前を経て西広島駅で折り返し、ドーム前で降りる。車内に大型モニターを設けて、被爆後の惨状の写真や証言映像を上映する。

　１便の定員は２５人。大人５００円、小学生から高校生まで２００円。中国放送が、往復はがきで４月１日（必着）まで受け付ける。応募多数の場合は抽選。問い合わせは同社視聴者センターＴｅｌ０８２（２２２）１１５５＝平日午前１０時～午後５時。

（２０１６年３月２３日朝刊掲載）