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開花楽しみ 被爆桜 安田女子高生 呉の施設に植樹

 安田女子高(広島市中区)の生徒会メンバー7人が23日、呉市東片山町の障害者支援施設かしの木片山の庭に、被爆桜の苗木を植えた。

 苗木はソメイヨシノで高さ約20センチ。生徒は施設の利用者15人と穴の中に苗木を立て、スコップで土をかぶせて、水をやった。

 同高の校内には被爆桜が1本ある。生徒会は2008年から、全国に接ぎ木で増やした苗木を贈っている。同高は11年から、文化祭でこの施設の利用者が作ったパンやクッキーを売っている。

 植樹を終えた2年の川合美奈さん(17)は「みんなで協力して育て、きれいな花を咲かせてほしい」と話していた。(今井裕希)

(2016年3月24日朝刊掲載)

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