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パラグアイ外相「核廃絶へ努力」 平和記念公園を訪問 広島

 パラグアイのエラディオ・ロイサガ外相(67)が25日、広島市中区の平和記念公園を訪れた。原爆被害の実態に触れ「核兵器の廃絶に向けて努力する」と誓った。

 原爆資料館では増田典之副館長から説明を受け、壊滅した市中心部の模型や黒焦げの弁当箱、「黒い雨」の跡が残る白壁などに見入った。芳名録にはスペイン語で「このようなことは二度と起こってはならない」と記した。続いて原爆慰霊碑に花を手向けた。

 ロイサガ外相は、外務省の招きで22日に来日した。広島市を訪れるのは今回が初めてという。(渡辺裕明)

(2016年3月26日朝刊掲載)

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