×

ニュース

外・防衛相らにオスプレイ岩国駐機反対要望 廿日市市

 廿日市市は8日、米軍普天間飛行場に配備予定の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの一時駐機先に米海兵隊岩国基地が浮上したことを受け、同基地を使用しないよう求める文書を玄葉光一郎外相らに送った。

 要請文では、開発時に墜落事故が相次いだオスプレイの安全性の問題を指摘。「基地周辺住民の安全を脅かし、生活環境を悪化させる機種の駐機は、一時的なものとしても容認できない」としている。玄葉外相の他、田中直紀防衛相、ルース駐日米大使に送った。

 また、市民団体「岩国基地の拡張・強化に反対する広島県西部住民の会」は同日、玄葉外相やルース大使にファクスで抗議文を送付。湯崎英彦広島県知事らには、同基地への駐機回避を日米両政府に求めるよう要請する文書を送った。

(2012年3月9日朝刊掲載)

年別アーカイブ