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日米警護訓練 「目的を達成」

 陸上自衛隊第13旅団(広島県海田町)と米軍が、広島、山口両県の米軍5施設で実施した日米共同警護出動訓練が8日、終わった。岩国市の米海兵隊岩国基地で終了式があり、テロ攻撃を想定した訓練について、日米両指揮官ともに、相互の緊密な連携が取れたと講評した。

 式典には日米計約200人が参加。同旅団第46普通科連隊の大元宏朗連隊長は「緊密に連携し目的が達成できた。訓練は今回で10年目。相互理解のためにも継続が必要」。岩国基地のジェームス・スチュワート司令官は「成功裏に終わった。今回の教訓は次に生かされる」とした。

 訓練はテロ攻撃を想定し、人質救出や不審物・危険物への対処など、さまざまな状況に24時間態勢で対応した。6~8日の日程で、日本側約200人、米側約230人が参加した。

(2012年3月9日朝刊掲載)

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